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◇ペレグリン 社長のコラム◇
第26回【新興国投資の落とし穴】

COLUMN
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第26回
新興国投資の落とし穴

前回までに、金利と債券価格の関連性についてお話してきました。
ゼロ金利の時期は、先進国の債券利回りが非常に低い水準ですので、そのような時期によく取引されていたのが新興国の債券です。

ただ、新興国への投資は注意点があります。
新興国は一般的に金利が高いので、利回りで見るとかなり魅力的に見えます。
確かに数字の上ではよく見えますが、実際に新興国通貨への債券投資は、個人的にはおすすめしません。

その国の政策金利が高いということには、必ず理由や背景があります
例えば、インフレが強いとか、外貨を必要としているとか、いろいろ考えられますが、基本的には新興国はやはり財務状況が脆弱で外貨取引の規模も小さいことが多いので、為替の動きも変動が大きくなりやすいからです。

インフレが強いと、その国の通貨は長期的には減価していく傾向です。例えば、トルコリラや南アフリカランドの対円レートはどうでしょうか。
どちらもいわゆる高金利通貨という認識で、証券会社ではよく勧められているので、お話を聞かれたことがある方もいるかもしれません。

実際の対円レートは、トルコリラは2007年ごろまでは、1トルコリラ=100円台でした。
それが今は、1トルコリラ=4円台にまで下がっています。
南アフリカランドも同じころは1ランドあたり20何円台でしたが、今は7円台。

あくまでも個人の判断ではありますが、新興国への投資は、長期の運用ではあまり多用しない方が良いと考えます。

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