◇ペレグリン 社長のコラム◇
第51回【資産運用の入門編② ~計画立案~】
第51回
資産運用の入門編② ~計画立案~
前回の目的・目標の設定に続いて、次は計画の立案についてお話ししていきましょう。目的・目標をしっかり実現するためには最初にしっかりとした計画を作っておくことが大事です。
旅行の場合は、どういう地域を巡ってどのような経路で行くのか、電車、車、飛行機など移動手段はどうするかなど、いろいろありますね。このように自分で決めて旅行に行くという方法もありますし、旅行会社が用意しているツアーやパックを利用するという方法もあります。
次に住宅で例えると、例えば有名な建築家に相談してオーダーメイドで建てる方法もありますし、すでに建っているものや、中古物件の中から自分のイメージに合う家を買うという方法もあります。住まいの目標に向けてどういう家を探していけばいいのか、様々な方法がありますよね。
ではこれを資産運用に置き換えてみます。
ご自分で考えて運用計画や商品を考える場合もありますし、金融機関に相談をする場合もあるでしょう。銀行、証券会社、保険会社、ファイナンシャルプランナー、いろんな方がいらっしゃいますね。別の選択肢として、頼れるアドバイザーを探すという方法もあります。
いずれにしても、いわゆる資産運用アドバイスの専門家に、どういう運用計画を立てて実現していけばいいのかを相談するということです。
最初にしっかりとした運用計画をイメージしておかないと、途中で迷ってしまうことになりかねません。たとえば、旅行中に知らない土地を運転していて、道に迷ったり不測の事態が起こった時、どうしたらいいかわからず慌ててしまうかもしれませんが、目的地がしっかり決まっていて地図が手元にあれば、修正してたどり着くことができるでしょう。
資産運用も同じで、自分がしていることがわからなくなったり、予期せぬ事態に遭遇した時、やっぱり難しい、怖いと感じてやめてしまうとしたら、これが一番もったいないことです。
ということで、目標に向けて計画をしっかり立てることが非常に重要です。ご自分で難しい場合は頼れるアドバイザーや身近な金融機関を利用するということが考えられます。
計画においては、もう1つ大事な項目があります。予算です。
資金があればあるほど旅行も豪華に出来ますし、海外旅行に行くならそれなりの資金が必要ですね。住宅に関してもまずは予算枠があり、その中でなるべく理想を叶えたいというのが一般的でしょう。プランを欲張ってしまうと予算額も上がってしまいます。
資産運用における予算額、つまり運用する金額や積立の投資額もご自身に合わせて考えていけば良いものです。背伸びをする必要はなく、例えば若い世代の方だと、コツコツ少しずつでも積立投資で増やしていくとよいでしょう。
生活資金や使う予定が決まっている資金を除いて、将来に向けて貯めていく資金を考えてください。もしくは、少し手元に資金がある方は資産運用に回せる資金はどれぐらいなのか、まず金額をご自分で把握してください。
ここまでが決まると、運用手段として使う金融商品の選別に進んでいくことができます。
では次回はいよいよ、計画の実践に移っていきます。
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