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NEWS RELEASEニュースリリース

◇ペレグリン 社長のコラム◇
第56回【米国債投資を考える③ ~将来にそなえた米国債投資の選択肢~】

COLUMN
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第56回 
米国債投資を考える③ ~将来にそなえた米国債投資の選択肢~

米国債は非常に安全性が高い資産として認識されています。債務の返済能力が高いという意味です。そして満期までの期間もあえて長いものを保有する方も多いかと思います。

ただ長い期間であれば、将来はどのような局面になってくるか分かりません。
そこで現時点から将来に向けて、いくつかの選択肢をあらかじめ考えておくと、長期的な運用にも安心して臨めるのではないかと思います

前回お伝えしたように、金利は上下に変動します。上下の波にはサイクルもあります。今後まずは金利が下がっていくとしても、将来的にまた上昇局面に入ってくる可能性もあります。その時には、金利の上昇に伴って債券価格は下落する方向に動きます。

そうなった時にどのような判断をすべきなのか?ここで3つの選択肢を考えてみましょう。

まず1つ目は、保有している米国債を安定資産としてそのまま持ち続ける。つまり満期まで待つという選択肢。

次に2つ目、恐らくその時に値上がりをしているだろう債券を、あえて満期を待たずにそこで利益を確定し、そこから先、金利の上昇に備える選択肢。
つまり金利リスクの低い債券運用に切り替えるという選択肢が考えられます。その際は満期までの期間が比較的短く、しかもできるだけクーポンが高い債券が金利リスクの低い債券になりますので、そのような債券に切り替えるという選択肢です。

また、債券そのものもではなくて、外貨MMFを使うのも手です。外貨MMFはいわゆる公社債投資信託、投資信託の一種になりますが、商品の性質としては変動金利の性格を備えておりますので、金利が上昇しても価格が基本的には動かない。しかも金利の上昇に伴って外貨MMFの利回り水準も上がるというメリットもあります。
このように金利が上昇する局面では、金利リスクが低い、もしくは金利上昇に対応できる商品に切り替えるという選択肢があります。

最後に3つ目は、もしその時に例えば大きなショックなどがまた起こっていて株価などが大きく下がっている局面ならば、保有している米国債を一部なりとも利益を確定して、有望と思われる株式などの購入原資に当てるという選択肢があります。
つまり、市場が暴落する局面に備えておき、もしその時が来たら株式などの値上がりが期待できる資産に振り向けるという選択肢をあらかじめ持っていくということです。

このように投資商品を選ぶ際にも、その出口の部分、将来の状況に対する様々な選択肢をあらかじめ想定をしておくことで、長期的な資産運用を失敗することなく成功に導くことができるのではないでしょうか

ここまで3回にわたって、資産運用において注目度が非常に高い米国債投資について、投資する考え方についてお話をしてみました。

ぜひ資産運用の選択肢の中に入れてみられてはいかがでしょうか。

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