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NEWS RELEASEニュースリリース

◇ペレグリン 社長のコラム◇
第61回【老後資金はいくら必要か?】

COLUMN
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第61回 
老後資金はいくら必要か?

読者のみなさまの中には、老後資金の準備に迷われている方や不安になられている方もいらっしゃると思います。
たとえば数年前、「老後2000万円問題」という話題が報じられたことがありましたが、インフレ傾向が顕著になってきた今後を考えますと、果たして2000万円で足りるのでしょうか?

はっきりと申し上げて、私は足りないと思います。
例えば、2000万円の金融資産をお持ちの方は、富裕層の一般的な定義ですとマス層という範囲に入ります。そして仮に、今後も2%水準で物価上昇が続いたとしますと、今手元に2000万円あったとしても、20年後にいくらの資産価値になっているのかを考える必要がある時代になってきました。
貨幣価値が下がるので、資産の評価が目減りするという考え方ですね。

もしこの2000万円を、金利がつかない預金やタンスの中に置いておいたとしたら、20年後にはおおよそ1300万円強の価値しかない計算になります。2000万円の数字、現金保有の額は変わらないですが、物価水準との見合いですと、資産価値としては現在の約1300万円と同じになってしまうということです。

反対に今の2000万円の価値を20年後に保とうとすると、金額では約3000万円必要になります。

しかし、どれくらいの資金が必要か、もっと言えば、余裕のある生活を送るためにはどれくらい必要かを考えると、たとえ3000万円準備できたとしても決して安心というわけではないので、できたら目標はもう少し上の方がいいと思われる方もいらっしゃるでしょう。

物価上昇の影響を埋めていくことも資産運用の重要な目的ですが、今回は老後資産としての5000万円を準備するステップとして、20年間の運用期間があるとした場合に、どのような具体的方法があるか、それをお話ししていきます。

20年間の運用期間と考えると、今の年齢の想定は40歳ぐらいとします。
もちろん人それぞれですが、40歳代は一般的なイメージですと、子育て世代として教育費など何かと支出も多い世代という印象です。

例えばネット上で調べてみますと、「年間5%で複利運用できたら何年でいくらに増えますよ、ですから長期で考えて複利効果を活かしましょう」といった、いわゆる計算上の話はたくさんありますが、どのような方法で運用すればよいかという具体的な方法については情報があまりないです。というより、はっきりしたことはなかなか言えないです。

次回からは、できるだけ実現可能性が高いと思われるシンプルな方法を、2つのアプローチを用いてご紹介していきます。

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