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NEWS RELEASEニュースリリース

◇ペレグリン 社長のコラム◇
第75回【「守り」の運用の注意点】

COLUMN
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第75回
「守り」の運用の注意点

今回は、守りの運用についてお話してみたいと思います。
守りの運用とは、実現可能性の高い着実な目標に対して、しっかり現実化していく為にリスクを極力抑えていくことを重要視する運用です。
つまり、価格の変動幅をなるべく抑えながら、目的のリターンを実現していく可能性を高めていくという運用の考え方です。

ここで大事になってくるのは、良さそうな情報に惑わされないことです。
ネットやSNS上には、資産運用に関する様々な情報が溢れています。やっぱりこっちの方が儲かりそう、こういう投資先の方ががいいらしい、今ちまたではこの商品が売れている・・・などなど、このような聞こえのいい話を見ると、つい参考にしてみたくなるものです。

ただ、守りの運用で大事なのは、やはり、「ご自身が立てた目標の実現」です。
良さそうな情報に振り回されて、運用の方法や投資商品をコロコロ変えてしまうと、そもそもの運用目標がしっかり実現できないかもしれません。

さらに大事なことは、自分自身のリスクの許容度を超えないということです。これは非常に重要です。

前回お話ししましたが、人は往々にして自分が思っているよりもリスクを取りがちです。つまり、思っているより価格が動くことはよくあります。

ですから、守りの運用で大事なことは、ご自身がこれぐらいの変動幅で抑えておきたいという想定があったとしたら、その範囲内に収まるような運用を考えておくこと、許容リスクを超えないという点がとても重要になります。

そして、これらを踏まえて必要なことは、「忍耐力」と「管理能力」です。
ここまでお伝えしたようなご自分で決めた大事なルール、つまり、情報に惑わされずに許容リスクを守る、ということをしっかり続けていくことが、最終的には最も重要になるでしょう。

今回まで、「攻め」の運用、「守り」の運用の大切なポイントをお伝えしてきました。
次回からは、「攻め」と「守り」のどちらを選ぶか、イメージをもとに考えてみたいと思います。

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この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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