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NEWS RELEASEニュースリリース

◇ペレグリン 社長のコラム◇
第77回【「守り」の運用の方法】

COLUMN
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第77回 
「守り」の運用の方法

守りの運用、つまりリスクを抑えた運用は、実際にはどのようにして行うのか・・・果たして本当にできるのか、このあたりが気になるところですよね。
当社では、実際に守りの運用で資産運用を行い、モデルポートフォリオとして、毎月その状況をホームページ上に公開しています。

2019年の12月から運用を開始し、2024年8月には、運用開始時と比べると約35%上昇しています。この上昇幅の大小については、人それぞれ感じ方は異なると思いますが、私どもは年間5~6%くらいの期待リターンを目標としていますので、おおむねの目標は達成しているところです。


※ペレグリンモデルポートフォリオの推移

また、守りの運用において大切なのは、価格の変動の幅、つまりリスクをいかに抑えているかということです。チャートをご覧いただきますと、もちろん上下の変動はありますが、一見して小さい幅で緩やかに右肩上がりの動きとなっています。

この守りの運用を実現させるために重要なのは、どのような割合で投資商品を組み入れるかということです。また、この時、キャッシュも忘れずに入れておくことが重要です。

では、具体的に考えるために、まずは景気と金利の方向性に着目してみましょう。
大きな景気の流れの中で、今後景気は良くなるのか悪くなるのか、それに伴って世界の金利水準は上がるのか下がるのか・・・この大きな流れをまずは考えてみてください。

その上で資産全体のキャッシュの配分を考えます。景気が良くなりそうな時は投資資産を増やし、悪くなりそうな時は投資先を減らしてキャッシュの割合を増やします。このようなコントロールで全体のリスクを管理していくのです。

では景気の判断はどのようにすれば良いでしょうか。あくまで参考ですが、次の4つのパターンで考えてみてはいかがでしょうか。
まずは、金利が低い時、つまり景気が停滞しているような時です。
そのような時は、キャッシュは多めに置いておいて、投資をする部分においては株式中心で考えてみてください。

そして、金利が低い状態から先々上がっていく金利上昇局面、つまりこれから景気が良くなっていくような局面においても同様に、株式を中心に考えるのが良いでしょう。資産の分散が良いからと言ってやみくもに債券を購入したり、安全性を高めるということで債券に運用資金を集中させてしまったりすると、かえってそれが全体のパフォーマンスの足を引っ張ることにもなりかねません。

これに対して金利水準が高いような状況、もしくは景気が過熱しているような状況では、株式と債券のバランスをとってみてください。

そして、そこから金利が先々下がっていくだろうと考えている場合や、加熱していた景気が少し悪化する、もしくは減速するといった見通しがある局面では、先ほどと同じく、株式と債券のバランスをとってみてください。実は、このような局面においては、債券のパフォーマンスが改善してポートフォリオのパフォーマンスにうまく寄与してくれる可能性が高いです。

このように大きな景気循環の中で運用シナリオを考えることはとても重要です。

景気と金利の状態で4つのパターンに分けて、株式を中心に考えるのか、債券とのバランスを取って分散効果を効かせるのか、債券中心で安定性を重視するのか、このような見方で整理していただくとわかりやすいのではないかと思います。

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この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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