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NEWS RELEASEニュースリリース

元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム㊽】
短期運用と長期運用は何が違うのか?

COLUMN
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資産形成・豆知識48.

短期運用と長期運用は何が違うのか?

短期運用は、通常、短期売買(トレーディング)と同じです。

なぜ、短期売買を短期運用と言い換えるのか?
短期の収益の積み重ねが長期運用の目的(資産を増やす)になると考えるためと思われます。

「資産を増やす」という目的は同じであっても、短期売買(トレーディング)はミクロ(個別銘柄の値動き)、長期運用はマクロ(資産の長期的な傾向)に注目するという点において大きく異なります。

短期運用の難点は、
●投資機会を常に探さなければいけない(多種多様な情報を収集し続けなければならない)
●リスク管理が難しい(値動きの激しい銘柄に投資する場合が多く、想定以上のリスクを取る可能性が高くなる)
●「資産を増やす」以外の資産運用の目的には適さない(例:ライフ・イベントまたはライフ・サイクルに合わせた資産形成)

長期運用の難点は、
●過去の実績は将来を保証しない(将来も同様の実績になるとは限らない)

生活様式に例えれば、
短期運用は狩猟型です。
獲物を狙って常に行動することにより、大物をハンティングする可能性があります。
しかし、運悪く、数日間、獲物を獲得できないことがあります。

長期運用は、農耕型です。
多種多様な農作物を育てますが、農作物が計画通りに育たない場合があります。
また、予期せぬ環境変化により作物が被害を受けることがあります。

どちらの運用を選ぶかは個人の判断次第です。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
https://peregrine.co.jp/contact/

この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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