元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.77】
「お金を働かせる」ためには何をしなければいけないのか
COLUMN
資産形成・豆知識77.
「お金を働かせる」ためには何をしなければいけないのか
「お金を働かせよう!」という表現を見かけることがあります。
シンプルな言葉ですが、この言葉の響きに「誰にでも簡単にできる」というニュアンスを感じるのは私だけでしょうか?
言うまでもなく、「お金を働かせよう」とは「投資する」と同義語なので、収益を上げることがある反面、損失を被ることもあります。
「働かせている(つもり)のお金」が、必ず収益を上げてくれるわけではありません。
ただ働きの場合もあるし、また、お金を取られる(減らす)場合もあります。
「お金を働かせる」には、「お金」を正しい場所に置かなければいけません。じっとしていても、「お金」自らが、適切な場所に移動してくれません。
かといって、“よくわからない”という理由で、貯蓄だけに「お金」を置いておくことは、インフレ・リスク、年金不安、健康不安等の将来リスクへの対処を欠くことになります。
つまり、「お金を働かせる」とは収益を獲得するだけでなく、ライフ・プランに基づき貯蓄、投資、保険等の配分を考えることであり、将来の防御網を築くことです。
客観的に自己評価・分析することが難しい場合には、専門家からアドバイスを受け解決案を検討してみてはいかがでしょうか?
佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
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