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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.92】
イデコには生命保険としての機能があります

COLUMN
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資産形成・豆知識92.

イデコには生命保険としての機能があります

原則60歳まで引き出しができないことを理由に、イデコ(個人型確定拠出年金)への加入をためらわれる方もいると思います。

しかし、万が一の場合(加入者が死亡した場合)には、その資産は遺族に死亡一時金として支払われ、その相続財産は「みなし相続財産」になります。

「みなし相続財産」であるということは、法定相続人1人あたり500万円まで非課税になるということです。

つまり、イデコの死亡一時金は死亡保険金(保険の契約者と被保険者が同一の場合)と同様に法定相続人1人当たり500万円まで非課税なのです。

では、イデコと生命保険はどのように使い分けるべきなのでしょうか?

掛金の節税効果という点においてはイデコのほうが有利な場合があります。
一般生命保険の年間支払保険料の控除額上限(新制度の場合)は4万円ですが、イデコは掛金全額が控除になります。

ただし、死亡保険金額を高く設定したい場合には生命保険に加入するしかありません。

つまり、万が一のことを考え生命保険に加入するのであれば、イデコに加入し、イデコの特色を理解したうえで生命保険加入金額を考えることが望ましいといえます。
(死亡保険金は相続財産であり基礎控除後に課税されます。掛金、合計死亡保険金額、基礎控除額、見込課税額を計算してみることが重要です。)

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
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