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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.112】
先入観から逃れることは難しい

COLUMN
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資産形成・豆知識112.

先入観から逃れることは難しい

客観的な情報分析を阻害するものの一つが先入観です。

先入観を持たずに物事に対処することは簡単ではありません。

学校や本等で学んだ、かつての常識が訂正・修正されていることが少なからずあります。

特に歴史分野は勝者が歴史を記述している(公平に記述されているわけではない)ため、敗者に関する情報が意図的に捻じ曲げられている可能性が少なからずあり、歴史の見直しは常に起こりうるようです。

これ以外にも想像が先入観として定着する場合があります。

「陰謀論」や「恐竜」などのように「見たことがない」にもかかわらず、想像が現実内を闊歩することが良くあります。

例えば、私たちは化石をみて「恐竜」を想像します。
映画の「ジェラシックパーク」、「恐竜展」、「図鑑」等で、その想像物を目にするためと思われます。

現実には恐竜の「声」、「色」、「動き」等はわからないにもかかわらず、その想像物を受け入れてしまいがちです。

企業においても同様のことが起こりえます。

企業は時代変化に合わせ事業分野を変えることがあります。

製造業であった企業が金融やサービス業などに事業分野を広げることもありがちなことです。

かつてのイメージ(先入観)で企業を判断すると、投資機会を失いかねません。

先入観を捨て企業調査・分析をし、投資をすることが望ましいのは言うまでもないことです。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
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この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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