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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.164】
リスク許容度とは?

COLUMN
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資産形成・豆知識164.

リスク許容度とは?

金融機関は投資家のリスク許容度に応じた金融商品を勧めることを求められます。

では、リスク許容度とは何でしょうか?

リスク許容度とは、投資家が平常心を乱されない範囲の価格変化の水準と考えることができます。

人間は感情の動物です。

自分の保有資産の価格が上昇すれば、うれしさのあまり散財し、無駄遣いをする可能性があります。そして、散財後、保有財産の価格が下落することもあり得ます。

自分の保有資産の価格が下落すれば、不安になり仕事に集中できなくなる可能性があります。
パニックに陥り、保有商品を安値でタタキ売ってしまうこともあり得ます。

投資によって平常心が失われることは好ましくありません。

よって、自分が普通に日常生活を送ることができる程度の価格変動がリスク許容度になります。そして、リスク許容度に応じた金融商品選択が望ましいことになります。

リスク許容度は、通常、投資に対する質問で判断します。

とはいえ、リスク許容度は保有財産と投資金額によって変わる可能性があります。

保有財産が1,000万円の人にとって、投資金額が100万円であれば±20%の変化(±20万円)がリスク許容度かもしれません。しかし、投資金額が1,000万円であれば±5%の変化(±50万円)にリスク許容度は変わる可能性があります。

自分の保有財産と、投資金額によってリスク許容度を判断することが望ましいと思います。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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