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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.166】
投資初心者はどのように投資を開始すべきなのか?

COLUMN
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資産形成・豆知識166.

投資初心者はどのように投資を開始すべきなのか?

書店には多くの投資本が並んでおり、これから投資を開始しようとするときに、どの本を購入すべきか頭を悩ませている人もいるかと思います。

このような時には、「短期投資」と「長期投資」のどちらをメインにするのか決めてから本を購入することが考えられます。

「短期投資」と「長期投資」では、投資資金の使い方・管理方法が大きく異なります。

一般的に、「短期投資」は売買チャンスを逃さぬよう、多めに現金を保有・維持します。
また、信用取引を行う場合には、保証金維持率の管理が必須となります。
(保有有価証券の価格変化に合わせ保証金額を管理する必要があります。)

「長期投資」は、資金の大部分を金融商品の現物購入に充てます。
購入タイミングを極端に重視することなく、「積立投資」等で定期的に投資を継続する場合が多いように思います。

そして、リスク管理や情報の収集方法も「短期投資」と「長期投資」では異なります。

一般的に、「短期投資」は、日々の価格変動やニュース・フローに神経をとがらせ、また、個別企業の情報収集を重視します。

「長期投資」は、リスク管理をポートフォリオ全体の価格変動で考えます。長期的な株価の成長、あるいは、配当利回りなどにより個別株投資を検討します。また、情報収集は多様ですが、広範な経済データ等を重視するように思います。

投資本にはいろいろなタイプがあります。
投資全般(「短期」と「長期」の両方を含みます)の解説、短期トレーディング・テクニック解説、金融商品解説、銘柄選定方法解説等、数多くのタイプがあります。

自分の運用目的に合った本を手に入れることが大切です。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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