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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.184】
ポートフォリオの簡単な作り方

COLUMN
184

資産形成・豆知識184.

ポートフォリオの簡単な作り方

資産形成においては、資産分散が望ましいと考えられています。

そして、資産の分散度合いが高ければポートフォリオの安定性は増すと考えられています。

しかし、複数の資産を組み合わせることは専門知識を必要とし、また、限られた資金では十分な分散を行うのが難しい場合があります。

では、どのようにするのがベターなのでしょうか?

手っ取り早いのは、バランス型投信を活用することです。

バランス型投信とは、国内債券、外国債券、国内株式、外国株式等を組み合わせて運用する投信です。

分散度合いを高めたい場合には、バランス型投信の「8資産均等型」を利用することが考えられます。

8資産均等型投信は、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内リート、先進国リートに均等(投資割合はそれぞれ12.5%)に投資する投信です。

そして、「8資産均等型投信」と国内株式投信や外国株式投信等と組み合わせることにより、分散度合いだけでなく、ポートフォリオの機動性を高めることができます。

例えば、毎月8万円つみたて投資するのであれば、下記のような方法が考えられます。
8資産均等型投信・・・・・4万円
国内株式投信・・・・・・・・2万円
先進国株式投信・・・・・・・・2万円
このときのポートフォリオは下記の通りとなります。

ここで、国内株式投信=国内株式、先進国株式投信=先進国株式、として統合整理すると下記の通りとなります。

「8資産均等型投信」は、投資信託内でリバランス(資産構成を一定に保つ売買)が行われるので、個人でリバランスを行うのは、国内株式投信と先進国投信になります。

このように、バランス型投信に自分好みの複数の投信(あるいは個別株式銘柄)を組み合わせることで、分散度合いと機動性を高めたポートフォリオを簡単に作ることができます。

(注)上記はポートフォリオ作成の一例であり、推奨するものではありません。ポートフォリオは個人の責任及び判断でご策定ください。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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