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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム⑤】
毎月分配型投資信託に代わる選択肢
定期売却サービス投信(資産の取崩し)の利用のしかた

COLUMN
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資産形成・豆知識5.

毎月分配型投資信託に代わる選択肢
定期売却サービス投信(資産の取崩し)の利用のしかた

楽天証券では、本年より大部分の投資信託に、定期売却サービスを付けることができるようになりました。定期売却サービスとは、保有する投資信託をあらかじめ設定した割合あるいは金額で定期的に現金化するものです。

投資信託は自分で自由に売却することもできますが、”ネットに不慣れ“あるいは、”金融機関に定期的に連絡し現金化するのが億劫(忘れる)“等の理由により、毎月分配型の投資信託を購入している方も多いと思います。

しかし、毎月分配型投信には下記のような問題点があります。

1.運用状況により毎月の分配金額が減る場合があります
2.毎月の分配金支払いに備え、現金(運用しないお金)を通常の投信に比べ多めに保有するため、投信の運用効率が劣ります(このため、好成績のアクティブ運用の投信であっても、毎月分配型投信を提供しない場合が多い)
3.運用期間中に得られた配当や値上がり益以上に分配する(タコ足配当といいます。)場合があるため、投信の基準価格は値下がりする傾向があります
4.毎月分配型の投信は、主にリート型、デリバティブ(派生商品)型、高配当株式型、高金利債券型等であり、運用の選択肢が限定的です(楽天証券取扱い投信約2,600銘柄中、毎月分配型投信は約770銘柄です。)
5.上記1や3の理由により、自分が想定するよりも早く資産が枯渇、あるいは、投信の運用が終了する(繰り上げ償還、あるいは、期限前償還といいます。)場合があります

 

定率定期売却サービスでは、受取額は投信の運用状況により変化する(保有投信残高は運用状況により増減します)ものの、設定した期間中は解約金(現金)を受け取ることができます。

資産の取り崩しという点で、毎月分配型、定期売却サービスは類似の機能を有しますが、資産を成長させ取崩し期間を確定できる点において、定期売却サービスが毎月分配型投信よりも優れているといえます。

また、“運用の選択肢(選べる投信)が多い”、“自分で投信売却期間を設定できる”、という点において、変額年金(保険期間中、保険会社が提供するユニット(投信と同様の仕組みです)で運用し、運用終了後の資産が年金原資となり、有期または終身で年金として支払われる。)よりも、使い勝手が良い場合もあるように思われます。(変額年金には、被保険者が運用保険期間中に死亡した場合、予め契約した死亡保険金が受取人に支払われる、あるいは、終身で年金を受け取れる契約となっているものもあり、一概に使い勝手の優劣を判断することはできません。)

「人生100年時代」といわれています。

“資産を成長させながら計画的に取り崩す”手段として「定期売却サービス」を検討してはいかがでしょうか?

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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