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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.121】
資産運用を開始したいけど、何から始めるべき?

COLUMN
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資産形成・豆知識121.

資産運用を開始したいけど、何から始めるべき?

退職後資産の不安から「資産運用をしたい!」または、「資産運用しなければ!」と考えている人は少なくないと思います。

しかし、同時に、「何を、どのように始めたら良いの?」と悩んでいる方も少なくないと思います。
本、セミナー、ネットを通じた証券会社からの情報取得、ユーチューブ等をキッカケにした人もいるかと思います。

または、「運用を開始し、経験しながら学習する」ことを選択した人もいるかもしれません。

個人的な見立てでは、リスク許容度が高い(保有資産の価格変動が大きくても許容できる)人は、比較的速やかに資産運用を開始できるように思います(運用がうまくいくかどうかは別問題です。)。

それに対し、リスク許容度が低い(保有資産の価格変動に耐えられない。あるいは、一時的であっても資産が減るのを許容できない)人は資産運用に躊躇するケースが多いように思います。

リスク許容度が低い人はどのようなやり方で運用を開始するのが良いのでしょうか?

節税メリットが高いイデコ(個人型確定拠出年金)やニーサ(少額投資非課税制度)から始めてはいかがでしょうか?

イデコは所得から掛金を控除できる(課税所得が下がる)ため、所得税と住民税が節税できます。

年間掛金25万円、所得税率10%、住民税率10%とすると年間5万円節税できます(注)
(注)所得水準により所得税率は変わります。

また、売却益や配当・分配金には約20%課税されますが、ニーサは売却益や配当・分配金が非課税です(20%課税分が節税になります。)。

これら節税分を加味すればリスク許容度をある程度は引き上げることが可能ではないでしょうか?
元本確保型あるいは価格変動リスクを抑えたバランス型の投資信託を選択しても良いかもしれません。

とはいえ、これだけで退職後資産の形成は難しいかもしれません。

自分で知識を蓄え、学習、経験を積み、運用スキルを上げることが重要です。
同時に、知識・経験がある人のアドバイスを受ける等、「時間を買う」ことも重要です。

信頼できる専門家の客観的なアドバイスを有効活用することが望ましいと思います。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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