NEWS RELEASEニュースリリース

◇ペレグリン 社長のコラム◇
第33回【ポートフォリオの作り方 ~資産配分編~】

COLUMN
29702527_s

第33回 
ポートフォリオの作り方 ~資産配分編~

資産運用すべてにいえることでもありますが、ポートフォリオに唯一の正解というものはありません。
例えば、ざっくりと世代別で考えてみても運用の目的は違ってきますので、マーケットの状況や運用目的に応じてポートフォリオをアレンジすることが大切です。

若い世代の方は時間が長く取れるので、株式などを中心にしたアグレッシブなポートフォリオもありだと思いますし、年配の方で堅実に運用したいという方は債券などを中心に確実性の高いポートフォリオを考えるというのもありだと思います。

*********

では、実際にポートフォリオを作るにはどのようにしたらよいのでしょうか。 一言で説明するのは難しいですが、やはり手順があります。実は、ポートフォリオの作り方に特化した本を書かせていただいているのですが、 その手順に沿って行くと、シンプルなポートフォリオを作ることができます。

まず最初に始めることは、資産運用の目的を決めるということです。
もちろん、誰しもが資産を増やすことが目的だとは思うのですが、ここでいう目的は、もっと具体的で、どれぐらいのリターンで運用できたら将来ハッピーになれるか、という運用計画上でのリターンの目標になる数字のことです。
もちろん、あまり無茶な数字はさすがに実現可能性が低くなり、リスクも大きくなりますので、 高くても6%程度が目安です。

例えば、20年間で資産をこれぐらいに増やしたいという計画があったとします。目標額から逆算して、手元の運用資金を何%くらいで運用できたなら達成できそうか、という数字を、ご自身にも意識していただきたいのです。これが目的です。
目的が決まりますとその数字をなるべく確度の高い成功率で実現していくためのポートフォリオを考えます。当然、目標のリターンが高ければ高いほど、株式などの成長性の高い資産比率を上げないといけなくなります。

しかし、いきなりポートフォリオを組むと言っても難しいと思いますので、当社ではひとつの例として、実際に独自のポートフォリオを組み、運用して、お客様に公開しております。
その中身は、おおよそ株式が3割で債券が3~4割、残りの部分はその他となりますが、キャッシュもその他の資産になかに組み込んでいます。
フルで投資をしている状態では、ポートフォリオ全体のリスクが思ってる以上に高くなりがちです。

ですから、運用資金の2割ぐらいは待機資金として現金を残しておく余裕を持っていただき、あと残った1割で不動産や金といった、株式などとも性質が違う資産に分けておくと、まずはシンプルなバランスの取れたポートフォリオが出来上がります。

 

—————————————————————
弊社へのご相談・お問合せは、下記よりお待ちしております。
*お問い合わせフォームはこちら https://peregrine.co.jp/contact/
*公式ラインはこちら https://lin.ee/hKakhjm

ニュース一覧に戻る