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◇ペレグリン 社長のコラム◇
第34回【ポートフォリオの作り方 ~組入商品編~】

COLUMN
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第34回 
ポートフォリオの作り方 ~組入商品編~

前回、ポートフォリオの基本の配分のお話をしました。
では、具体的にはどんな商品を買っていけばいいのでしょうか。
ここで重要なことは、商品は資産運用におけるひとつの手段であり、商品を買うこと自体が目的ではないということです。

当社のポートフォリオでは、初心者の方にも参考にしていただけるように、そしてコストが安い運用が可能になるように、主にインデックスファンドを組み入れています。インデックスファンドですと、マーケットが動いた時に、なぜこのような動きをしたのかということがすぐ分かります。

日本株でしたらTOPIX連動型のインデックスファンド、eMAXISシリーズが有名で、当社もこちらを使っています。外国株では、今は米国株を中心にしていますので、S&P500指数に連動するインデックスファンドと、NASDAQ指数に連動するインデックスファンドの、2つを保有しています。
債券については国債のインデックスファンドも使っていますが、事業債や金融機関の発行するドル建て社債に妙味があると考えて、ドル建て社債に投資をするアクティブファンドも活用しており、あとはゴールドに連動するインデックスファンドを組み入れています。

配分については、前回申し上げた通りですが、個人の目線で申し上げておりますので、例えば優れた金融工学を駆使したようなポートフォリオとは違います。
管理しやすいように丸い数字で作っていますので、一気に買わずに状況を見てまずは半分ぐらいでも買ってみようかなといった感覚で大丈夫です。なんとなく最近株価が高いかなと思ったら買い付けは後回しにして、債券から買い始めていく、このような個人のペースで進めていけばよいと思います。

あらかじめ決めた配分は、フルで投資を行っている状態、いわゆる最終形だと思ってください。 そこに状況を見て近づけていくというステップでいいと思います。

また運用を開始した後も当然メンテナンスとケアが大事になりますよね。
インデックスファンドは参照になる指数の動きを見ながら、例えば部分的に投資配分を減らしてその資金をキャッシュで待機させておく、というように、運用の柔軟性が持てます。
特に、投資に自信が持てないような不安定な局面では、キャッシュの配分を増やしておくとよいでしょう。キャッシュの配分を増減させることは、ポートフォリオ全体のリスクを管理する、シンプルな方法です。

 

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