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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム㉒】
投資や運用に関する本を購入する前に考えるべきこととは?

COLUMN
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資産形成・豆知識22.
(資産運用をこれから始める時に知っておくべきこと)

投資や運用に関する本を購入する前に考えるべきこととは?

新聞や雑誌に投資や運用に関する情報があふれ、多数の投資本や運用本が出版されています。
将来不安から「運用をしなければ」との思いに駆られ、勉強・投資のために、これらの本を手にした人も多いのではないでしょうか?

広範囲にわたりいろいろな情報が詰め込まれておりますが、これらの本は、一定の金融知識があり、ライフプランを立てていて、自分で運用したい、と考えている人向けです。金融知識があまりなく、ライフプランも特になく、とりあえず何かキッカケが欲しい、と思っている方にとっては、かえって悩みを深くするだけかもしれません。

これらの本は、不特定多数を対象としている(特定の人を対象にしてはいない)がゆえに、あなたが必要としている情報はわずかかもしれません。あるいは、あなたの金融知識が十分ではないのであれば、自分に必要な情報を見つけ出すこともできないかもしれません。

いろいろな金融商品、運用方法があり、これさえやっていれば大丈夫というものはありません。
人それぞれに目的やリスク許容度(どれだけの価格変動に耐えられるのかの程度)が異なるため、自分に合う金融商品、運用方法は、自分で見つけ出すしかないように思われます(自分で客観的に検討することが難しい場合は、専門家に相談することなどが考えられます。)。

その入り口がライフプランの策定(自分の気持ちの確認)です。
いろいろな金融商品を分析・調査する前に、ライフプランを考えてみませんか?
・そのライフプラン実現のために優先すべきことは何か?
・どのタイミングで、どの程度のお金が必要なのか?
・そのためにはどのようにお金を貯める(運用する)のが望ましいのか?

これらのことが決まれば、それを実現する金融商品及び運用方法を絞り込むことができます。
もちろん、ライフプランが変われば、運用方法などを変える必要が出てきます。

情報の海に飛び込む前に、ライフプランを検討し、自分が飛び込むべき海域(自分の投資に役立ちそうな情報、あるいは、金融商品等)の絞り込みについて考えてみてはいかがでしょうか?

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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