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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.73】
資産運用のコスト・パフォーマンス(コスパ)とは?

COLUMN
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資産形成・豆知識73.

資産運用のコスト・パフォーマンス(コスパ)とは?

日常生活でコスト・パフォーマンス(コスパ)を重視する人は多いかと思います。

 

“コスト・パフォーマンスが良い”とは、「品質を勘案すると、割安なモノ」、あるいは、「費用対効果が優れているモノ」、です。

では、資産運用でコスパは、あるのでしょうか?

 

資産用では、コスパをリスク・パフォーマンスと考えることができます。

➀価格変動性が年率±20%の株式に投資し3%の利益を上げた人
➁株価変動性が年率±8%の株式に投資し3%の利益を上げた人

この違いが資産運用におけるコスパを表します。

➀の人は価格が80~120の範囲で変動する株式に投資し3%の利益を上げました
➁の人は価格が92~108の範囲で変動する株式に投資し3%の利益を上げました

同じ利益を得るにあたって、①の人は②の人に比べ資金を、より大きなリスクにさらしています。

 

つまり、資産運用においては、同じ利益を上げるのであれば、より小さいリスクであったほうが、コスパ(リスク対比の利益:シャープ・レシオ)が良いことになります。

投資信託ではシャープ・レシオがコスパ判断の項目の一つです。(このほか、運用報酬、過去実績等をチェックする必要があります。)

似たような運用方針の投資信託であれば、まずは、シャープ・レシオを比較しましょう。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
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