お電話でのお問い合わせはコチラ 0120-265-111 平日9:00〜17:00

NEWS RELEASEニュースリリース

元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.79】
現金(紙幣)の価値は増減します

COLUMN
7

資産形成・豆知識79.

現金(紙幣)の価値は増減します

現金(紙幣)なしの生活は考えられません。
食べ物、住宅や株式等の購入、電気料金、水道料金、学費や税金の支払いには現金(紙幣)が必要です。

では、現金(紙幣)はなぜそのような価値を持っているのでしょうか?

紙幣は、日本銀行が発行していることから“価値がある”と見なされているのでしょうか?

昔は、金本位制という制度(紙幣はゴールドとの交換が保証されていた)であり、紙幣の価値はゴールドで保証されていました。
しかし、現代は不換紙幣(ゴールドとの交換が保証されていない紙幣)であるにもかかわらず、(おそらく)金本位制の時と同じように、紙幣をいろいろなものと交換しています。

なぜでしょうか?

この現象をもたらしているのは、「国の信用」、そして「共同幻想(あるいは相互依存)」であるように思われます。
別の言い方をすると、人々が紙幣を受け取って何かと交換してくれるからこそ、紙幣は価値を持ちます。

では、「紙幣の量が増えた場合」、あるいは、「国の信用力が低下した場合」、どうなるのでしょうか?
今までのように、人々は紙幣を受け取り、モノと交換してくれるでしょうか?

支払う紙幣の量を多く請求される、あるいは、紙幣での支払いを拒否されることはあり得えます。

実際、過去にはこのようなことが何度も起きています(第二次世界大戦戦後の日本でも起きています)。
ハイパーインフレになる場合もありますし、国民が自国紙幣の代わりに(自国通貨が効力を無くし)信用力の高い他国紙幣(ドル紙幣など)での取引を選ぶ場合もあります。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
https://peregrine.co.jp/contact/

この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
ニュース一覧に戻る