元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.191】
投資家心理とは?
COLUMN
資産形成・豆知識191.
投資家心理とは?
「投資家心理」が正常な投資判断を歪めることがあります。
「投資家心理」とは、どのようなものでしょうか?
下記のような例が挙げられます。
1.保有していない株式が上昇すると買いたくなる。
(株価上昇に乗り遅れたくない気持ちになる。)
2.保有株式が値下がりし、損失が膨らんでくると売却したくなる。
「株価が上昇していると強気に(買いたく)なり、下落していると弱気に(売りたく)なる」と言い換えることができるかもしれません。
ところが、株価は上昇(あるいは下落)し続けるわけではありません。
上昇、下落を繰り返すのが一般的です。
つまり、上記の心理状況に陥ると「高値で買い」、「安値で売る」ことになりかねません。
資産を減らす可能性が高くなります。
では、どのようにすれば、このような心理状況から逃れることができるでしょうか?
解決方法の一つは、自分で調べ考えて投資することです。
「割高と考えられる銘柄には手を出さない(買わない)」、と言い換えることができるかもしれません。
あるいは、「相対的に割安になっている優良銘柄を割安な価格で買う」と決意することでもあります。
このような銘柄は、下落時であっても相対的に下落率が小さくなる可能性があり、上記のような心理状況におちいる可能性は小さくなると考えられます。
または、巷にあふれている情報に軽々しく(自分で調べることなく)飛びつかない、ということでもあると思います。
佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)