お電話でのお問い合わせはコチラ 0120-265-111 平日9:00〜17:00

NEWS RELEASEニュースリリース

元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.91】
PER100の意味を再考してみませんか?

COLUMN
4009573_s

資産形成・豆知識91.

PER100の意味を再考してみませんか?

PERは、株価を1株利益で割ったものです(株価÷1株利益)。

株価を評価する指標の1つです。

PER100とは、株価が来期予想1株利益(または当期1株利益)の100倍になっていることです。
(1株利益が一定であれば投資元本を回収するのに100年要する株価という意味です。)

高成長を期待されている銘柄は、このような高PERになることがあります。
(成熟企業であっても、収益が低下した場合には高PERになります。)

では、このような高PER銘柄に対する投資スタンスはどうあるべきでしょうか?

短期売買であれば、需給、ニュース、テクニカル指標等が売買の材料です。
PERは関係ありません。

それでは、長期投資ではどうでしょうか?

将来の1株利益と企業の成長度(成熟度)の見通しがポイントとなります。

下記の例で10年後の株価を考えてみましょう。
・現在の1株利益20円、PER100の企業があるとします。
・この企業は徐々に成長が鈍化し、10年後には、PERが25に低下すると仮定します。
(企業は通常、成長期を経て成熟期にはいり、また、企業規模が大きくなると成長速度は鈍くなります。)

 

この企業の株価は現在2,000(=1株利益20円×PER100)です。

そして、10年後に、この企業の1株利益が4倍の80円になったとします。
すると、この企業の株価は10年後に2,000(=1株利益80円×PER25)になると見込まれます。

現在の株価と10年後の見込株価は同額になります。

この例では、株価の値上がり益がゼロになります。

つまり、高PERに長期投資する際のポイントは
1.投資期間内で、現在の株価に織り込まれている1株利益成長率以上の利益成長が見込めること
2.投資期間内の、企業成長力の低下度が株価に織り込まれている水準より高いこと
(あるいは、将来PERがどの程度維持されるのか)

高PER銘柄に長期投資する際には、この2点を検討することが重要です。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
https://peregrine.co.jp/contact/

この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
ニュース一覧に戻る