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◇ペレグリン 社長のコラム◇
第1回【50代からの資産運用の必要性】

COLUMN
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第1回
50代からの資産運用の必要性

最近、50代のお客様からのお問い合わせを多くいただいています。
新NISAの開始に伴って、メディアや街中でも運用に関する話題を耳にすることが多く、興味を持たれる方が増えています。

50代といえば、『退職』をそろそろ意識し始める頃。退職後の生活を考える方も多くなるでしょう。
お子様も成長して、そこまで手がかからなくなり、改めて将来のことをしっかりと考えるタイミングだと言えます。

では、実際の資産運用は、どのような考え方で、何から始めたら良いのでしょうか。

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まず大事なこととして、『インフレ対策』を念頭に置く必要があります。
足元のインフレ状況を考えると、退職後に資金を取り崩していく際に、今まで思っていた以上に必要な額が増える可能性があるからです。

「インフレ」という言葉はニュースでもよく耳にしますよね。わたしたちの生活の中でもガソリン代の高騰など、身近なものになっています。
今後は、「インフレの影響で目減りしていくお金の価値を、資産運用でカバーする」という発想が、より重要になっていく可能性があると言えます。

例えば、老後の生活資金について、夫婦2人でゆとりのある生活を送ろうとする場合、月に約30万円必要だと言われています。年金で20万円ほどとしますと、およそ10万円不足することになります。

では、この不足分はどうすれば良いのか。

ここで、インフレによる物価上昇の影響を考慮すると、10万円という金額のままではさらに足りないと考えられます。
それに、今後、受け取れる年金も減少するかもしれません。
つまり、50代のうちから、資産運用をしっかり実行して備えていく必要がある、と言えるのです。

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違う例をお話ししますと、数年前に「老後2000万円問題」が話題になりました。
この2000万円という金額も、インフレの影響を考慮する必要があります。
もし今後、インフレ率2%の状況が続いたとすると、今の2000万円の価値は、20年後には1350万円ほどの価値しかない、ということになります。全然足りないということになりかねないですね。

逆に、今の2000万円の価値を20年後に準備しようとすると、約3000万円用意しないとつじつまが合わない、という計算になります。

それだけ、インフレに対する資産運用の必要性は高まってきていると言えるのです。

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