◇ペレグリン 社長のコラム◇
第2回【50代からの資産運用のポイント】
第2回
50代からの資産運用のポイント
資産運用を始めるうえで大切なポイントの一つが、『長期投資』です。
50代から投資を始めるということは、退職まで、一般的にはまだ10年以上あります。
また、今は『長生きの時代』ですので、お金が必要な期間は長期化しているため、「お金の寿命」を延ばしていく必要があります。
貯めたお金を取り崩していくだけでは、例えば80歳代を超えると資金が底をつくケースも起りうるということです。
ですから、取り崩しながらも運用することで資産を増やし、お金の寿命を延ばしていく、という発想が大事なのです。
言い換えると、「資産運用は一生涯行うもの」と言える時代なのかもしれません。
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また、方法にもよりますが、資産運用にはリスクが伴います。大事なことは目先の状況に左右されず、資産運用をやめずに続けることです。
資産運用を途中でやめずに長く続けるためには、取り返しのつかないような大きな失敗をしない事が重要です。そして、やめずに続けることができた人が最終的には上手くいくことが多い、とも言えます。
発想としては「急がば回れ」という言葉のように、リスクを無難に抑えた着実な資産運用を計画して実行することが大事、と言えるかもしれません。
では、具体的にどういったものに投資をしたら良いのでしょうか。
例えば、単一の商品で大きく増やしていこうと欲を張るのはあまり良いとは言えないでしょう。また、単純な均等分散投資でほったらかしというのも、少し考えものです。
それに、長期的なものですからコストも馬鹿になりません。
金融機関の方が勧める商品にも良いものはあるかもしれませんが、もしコストが高い場合は、長期的なパフォーマンスに影響もありますので、まずは「低コスト」「シンプル」をキーワードに考えてみて頂きたいと思います。
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