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◇ペレグリン 社長のコラム◇
第14回【若年層の投資で気を付けたいこと】

COLUMN
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第14回
若年層の投資で気を付けたいこと

40代の方、もしくはそれよりお若い方が、投資を行う際に気を付けたいことは何でしょうか。
若い世代の方は比較的リスクを取った運用にチャレンジしやすい、ということは、裏を返せばついついリスクが大きい資産運用になりかねない、ということです。

そこで大事なことは、「自分が何をしているか」ということが最低限理解できる資産運用を行うことです。
自分が何をしているかを理解するということは、分からないことはしないということでもあります。
「この商品は過去の成績が良いから、買っったままほったらかしでいい」などという情報を鵜呑みにして、それだけにしてしまうのは、ご自身が気づいていないリスクがあるかもしれません。

何か不測の事態が起こった際、つまり価格が大きく下がったときに、なぜ下がっているのかが分らなければ対処のしようがない、どうしたらよいか判断がつかないですよね。

自分がやっていることと、目指す目標が一致した運用になっているか、最低限これくらいの理解は事前にしておいていただきたいと思います。

また、「ほったらかしでいい」という聞こえの良いフレーズにも注意が必要です。
時代が変われば流行りも変わり、当然、経済情勢も変化していきます。
もしかしたら、資産運用の内容が、金融経済の変化に応じて、 知らないうちに将来の目標に合わなくなっているかもしれません。

そのような状況では軌道修正が必要なわけですが、変更したほうがいいのではないか、当初の思い描くイメージと変わってきていないかということを時々チェックすることを忘れないでほしいのです。

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また、「将来どうなるか分らないので分散投資をしておく」というのは、これはこれで正しいのですが、あえて申し上げるなら単純な均等分散投資はあまりおすすめしません

選び方の参考にしていただきたいのですが、「長期でなるべくほったらかしでいいようにしたいなら分散したらいいでしょう」ということで単純に分散しているものを選ぶと、パフォーマンスはあまり良くない結果になるかもしれません。
若い世代の方であれば、アメリカを中心に株式を入れつつ、金利の動きも見て債券や株式をミックスするのが基本です。
調子の良いときには株式を増やす、景気が悪い・株価が大きく下がるときには投資を少し休む、といったように、気持ちの余裕を持って長い時間をかけて資産を育てていく。

このような目線で資産運用を考えていくのが、実は一番失敗が少ないのではないかと思います。

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