◇ペレグリン 社長のコラム◇
第15回【分散投資のポイント】
第15回
分散投資のポイント
前回、若年層の投資において、単純な均等分散投資はおすすめしない、というお話をしました。
では、具体的にはどのように分散すればよいのでしょうか。
もちろん、資産運用に絶対的な正解はありませんが、ひとつの参考例としてお伝えします。
たとえば、日本の株式比率を10% アメリカの株式を20%、そして債券に関連する商品を30%強、さらに残りの10%くらいでゴールドを加え、残りをキャッシュで持っておく。
少し難しいと感じる方は、ゴールドは入れなくても良いですが、金はそれ自体が価値を持つ資産ですので、株式・為替・キャッシュの移動で調子の良いときと悪いときのバランス、つまり分散効果が出やすいです。
また、ゴールドは金利が付かないので、今のような金利高局面だと本来金は敬遠される傾向にありますが、紛争や様々なリスク要因で市場に不安要素が高まる時は、リスク回避的にゴールドが買われることもあります。
株式と債券と少しゴールド、これにあとは余裕を持つための現金を少し待機させておく。
このようなポートフォリオで、ある程度リスクを抑えながら長期的にもリターンを得られる、シンプルな資産配分を検討してみても良いでしょう。
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もし、NISAの非課税枠を活用したい場合では、資産の成長を最大限享受したいので、アメリカの株価指数のインデックスファンドが世間ではお勧めされていますが、それを買って持っておくのも個人的にはありだと思います。
iDeCoでの運用においては、資産配分内容を、レポートの円グラフでわかりやすく見ることができ、スイッチングという機能を使えば、投資商品の入れ替えや配分変更を簡単にすることができるのが特徴です。
このように、制度の特徴や使い勝手も踏まえて投資内容を考えていくと、よりよいでしょう。
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