お電話でのお問い合わせはコチラ 0120-265-111 平日9:00〜17:00

NEWS RELEASEニュースリリース

◇ペレグリン 社長のコラム◇
第18回【2024年の為替動向】

COLUMN
3263817_s

第18回 
2024年の為替動向

最近ニュースでは、為替介入という言葉をよく聞きます。
前回、2022年の為替介入時には、150円台に入ったところで1回介入がありましたが、今年の年始に150円台に入った時は為替介入がなかったので、投資家からするとこのラインは日本として許容できる円安水準なのだと受け止められた可能性はあります。

その上は節目という節目がない、という認識になりますね。

ということは、何らかの仕掛け的な動きで急速に円安方向に動く可能性はありますが、政府としては為替の水準よりも変動の速さと大きさを重視しているので、急ピッチに円安が進めば介入が視野に入る可能性はあるでしょう。

今年は、実際に介入はしませんでしたが、介入する一つ手前の警告は行いました。

次も、いきなり介入ではなく、まずは警告を発して手順を踏みながらアナウンスを行う。そしてあまりにも急激な場合はどこかで介入してくる可能性はあると思いますが、投資家もそれを見越して介入限度水準の手前まで攻めるような動きで止めてまた戻ってくる、このようなことが繰り返されるのではないかなと想像します。

FXをされている方は、短期的で大きな動きが起こり、おもしろい展開になる可能性があるということですね。まさに、投資家同士の読み合いになりそうです。

ここまで数回にわたって、為替の見方や今年の動きについてお話しました。
為替の見方については、見る角度が変われば考え方も見方も変わり、様々な見通しが立てられますので、その中のひとつの参考となれば幸いです。

—————————————————————
弊社へのご相談・お問合せは、下記よりお待ちしております。
*お問い合わせフォームはこちら https://peregrine.co.jp/contact/
*公式ラインはこちら https://lin.ee/hKakhjm

この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
ニュース一覧に戻る