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NEWS RELEASEニュースリリース

◇ペレグリン 社長のコラム◇
第21回【大統領選挙と株価の傾向】

COLUMN
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第21回
大統領選挙と株価の傾向

今年、2024年はアメリカの大統領選がありますよね。
では、この大統領選は、株式市場にどんな影響を与えるのでしょうか。

実は、大統領選挙の前年は、株価が上昇しやすいというデータは良く見られます。
実際に、昨年のNYダウ平均株価指数は、前年末と比べて、約14%という記録的な上昇を見せました。

しかし、これも明確な根拠はなく、いわゆる「アノマリー」の一種です。
一般的に考えても、選挙活動の中で新たな政策を示唆したり、景気上昇にむけた政策への期待の表れが、株価の押し上げ要因として作用する、と解釈されています。
政策期待で買われやすいということですね。

対して大統領選が終わっていくと、現実が見えて、それほど盛り上がらないというケースが多いです。
大統領選は4年に一度なので、過去の株価の動きを大統領選に沿って調べ、統計を出している専門家もいます。その統計結果によると、大統領選挙前年と翌年の株価上昇率が、比較的高い傾向が見られるそうです。
対して、大統領選挙の年と2年後の中間選挙の年は、上昇率が控えめな傾向が、過去何十年間のデータで見て取れます。

おそらくの要因は、やはり選挙や新大統領の政策に対する期待ですね。
新大統領がしっかりやってくれるだろうという期待感が、株価に大きな影響をあたえていると推測できます。

次回は、一年を通してどのようなアノマリーがあるのか、ご紹介していきます。

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この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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