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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.58】
資産保有状況によって資産運用方法は異なります。

COLUMN
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資産形成・豆知識58.

資産保有状況によって資産運用方法は異なります。

(フロー(資金追加)型か、ストック(資金固定)型なのかを見極めることは重要です。)

資産保有状況によって資産運用方法は異なります。
大きく2つのタイプに分けることができます。

 

【フロー型】
現在の保有資産が潤沢ではなく、積立て等でこれからの資産形成を検討されている方は、このタイプになります。毎月、あるいは、一定の頻度で投資額を増やしていく人のタイプです。若年層に多いタイプです。

「フロー型」は、資金が出来たら、その時々にベターな投資先を選ぶ必要があります。
株式、債券等の金融商品の中から相対的に有利な商品、できれば長期保有が可能になると見込めるものが望ましいかと思います。ポートフォリオ運用(年金基金の運用が参考になります。)が向くと思われます。

大事なことは、資金が出来たら(フローがあったら)、きちんと投資することです。
投資しないと、現金がどんどん積みあがることになります。(現金は収益を生みません。)

 

【ストック型】
現在保有している資産を増やすことを目的に資産形成するタイプです。相続された人や、定年等でリタイヤされたシニア層に多いタイプです。

「ストック型」は、運用目的を明確にすることが重要です。
保有資産を、①分配金・利息収入を得るための原資とするのか、②資産をさらに増やすための原資とするのかを考え、目的に合った運用を行う必要があります。

資産の増やし方も、短期投資か長期なのかで運用方法も変わってきます。

短期であれば、運用環境やタイミングを見極めた売買が中心になりますし、長期であれば、リスク管理を重視したポートフォリオ運用になります。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
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