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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.61】
なぜ、リスク管理は必要なのか?

COLUMN
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資産形成・豆知識61.

なぜ、リスク管理は必要なのか?

将来のことを正確に予想できる人はいません。

そのため、リスク管理が必要になります。

リスク管理とは、投資金融商品の価格変動性を推計し、被りうる損失が自分の許容範囲内に収まるよう管理することです。

複数の株式に投資するのであれば、それぞれの株式の価格変動性とそれぞれの株式間の相関係数をもとに資産全体の価格変動性を推計します。

重要なことは、全ての投資金融商品で収益を上げようとすると、リスク(価格変動性)は大きくなる傾向があるということです。(全ての投資金融商品が似たような価格変動を起こす可能性が高くなります。)

つまり、同時に勝つ可能性がある反面、同時に負ける可能性も大きい、ということです。

プロの投資家であれば、リスクが大きくとも臨機応変に売買し収益を上げられるかもしれませんが、個人では困難です。

(常時、市場をモニタリングできず、また、臨機応変に売買できない)個人であれば、値動きの異なる複数の資産に投資し、リスクを抑えることが重要であると思います。

そのうえで、金融商品の投資比率を適宜変えコントロールするのが望ましいと思います。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
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