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NEWS RELEASEニュースリリース

元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.83】
情報の見極めと取捨選択は重要です

COLUMN
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資産形成・豆知識83.

情報の見極めと取捨選択は重要です

インターネットのデータ量と通信速度が上がり、また、ツィッター、Facebook、LINE、You Tube等のソーシャル・メディアが普及したことにより投資に関する情報にアクセスしやすくなりました。

アメリカの大手ネットワーク機器開発会社であるシスコ・システムズ合同社は、2017年のデータ通信量に比べ、2020年は2倍、2022年には3倍になると予測しています。

今後、ますますデータ量が増えます。

しかし、良いことばかりではありません。

皮肉なことに、情報の発信が容易になったことがフェイクニュースを増やしています。

最近では、コロナに関するデマでトイレット・ペーパー等が、一時店頭から姿を消しました。

また、公人の発言でも疑わしい場合があります。

例えば、2018年のワシントン・ポスト紙の調査によると、ファクトチェック(事実確認)の結果、トランプ大統領のツィートでは、1日約6件のフェイク、事実誤認、あるいは、疑わしいツィートがあったと報道しています。

さらに、映像情報がデジタル化されたことによりAI(人工知能)技術を用い、口の動きや表情等を加工し、真実であるかのようにみせる「ディープフェイク」が容易にできるようになっています。

投資情報も同様です。

真実に混じり、フェイクニュースがいたるところにバラまかれています。

また、ソーシャル・メディアを通じ、ポジション・トーク(自分に有利な状況を作り出すため、意図的に流す情報)が容易に発信できるようになりました。

 

真実を見極めるためには、
①情報のソースを確認する
➁公表情報と矛盾がないか確認する
③周辺情報と整合性があるか確認する、等を行う必要があります。

情報を見極め、取捨選択する能力を高める必要があります。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
https://peregrine.co.jp/contact/

この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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