NEWS RELEASEニュースリリース

資産形成・豆知識84．

ポートフォリオとは何か？

ポートフォリオとは、中長期で保有する複数資産の組み合わせです。

そして、複数資産に分散投資し、リスクを管理しつつ中長期の資産形成を目指すときに有効と考えられているのが、ポートフォリオ運用です。

 

ポートフォリオ運用では、保有資産の価格変化により資産構成割合が変化（＝ポートフォリオのリスクが変化）するためリスクも変化します。このリスクを当初想定している範囲内に収める必要があるときに、保有資産の売買を行います。（これを、「リバランス」といいます。）

また、投資対象とする資産を見直し新たな資産の追加や、構成割合を変更することもあります。

例えば、株式と債券で構成したポートフォリオに、後日、新たに不動産を加えることがあります。（これを、「ポートフォリオの見直し」といいます。）

バランス型投信は、ポートフォリオ運用に似ていますが、「ポートフォリオの見直し」の機能がないためポートフォリオ運用とは言い難いと思います。

 

また、短期運用において複数銘柄を保有している状態は、リスク管理に注力しているわけではない（「リバランス」を行わない）ため、ポートフォリオ運用とは言い難いと思います。

 

ポートフォリオ運用が目指しているのは、中長期のリスク管理と資産の成長です。

これに対し、短期運用が目指すのは、価格の（短期的な）上昇と、その売買成果を通じた資産成長です。

 

どっちが良いとは言えません。また、得られる結果は運用者の能力により様々です。

自分の好み、性格、能力等、複数要素を考慮し、運用方法を選択する必要があります。

 

佐々木幸喜（IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。）
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