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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.100】
金融リテラシーの補い方

COLUMN
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資産形成・豆知識100.

金融リテラシーの補い方

近年、新聞・雑誌等に「金融リテラシー」という言葉をよく見かけるようになりました。

言葉は知っているけれど、意味はよくわからない、という方も多いのではないでしょうか?

金融リテラシーとは金融に関する知識や判断力を指します。

金融庁は「最低限身に付けるべき金融リテラシー」として、
①適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)の習慣化
②ライフプランの明確化及びライフプランを踏まえた資金の確保の必要性の理解
③金融知識及び金融経済事情についての理解と適切な金融商品の利用選択
④外部の知見の適切な活用
という4つの分野に分け、具体的な15項目を挙げています。

そして、金融リテラシーを身に付けるためには、
「知識の習得に加え、健全な家計管理・生活設計の習慣化、金融商品の適切な利用選択に必要な着眼点等の習得、必要な場合のアドバイスの活用などが重要」としています。

この通りに実行するには、かなりの労力を必要であり、ファイナンシャル・プランナーの資格取得を目指すくらいの覚悟が必要なようにも思われます。

しかし、全部同時にやろうとするのではなく、できることから始めれば、何とかなるようにも思えます。
(「全部同時にやる」には相応の覚悟、あるいは、自分の仕事との兼ね合いを考える必要があると思われます。)

まずは、①自分の目的が何なのか考えましょう
次に、②自分の目的達成のために取りうる選択肢を列挙しましょう
そして、③その選択肢のうち「お得」と思えるものを選びましょう
次に、④その選択肢で発生しうる「損失(機会損失を含む)」について考えましょう
最後に、③の「お得」と、④の「損失」を合わせて、自分にとって良いと思えるものを選びましょう

その際には、外部の知見(ファイナンシャル・プランナー、ファイナンシャル・アドバイザー等)を適切に活用しましょう。

そして、目的(目標)の数を増やしてゆくのが望ましいように思えます。

 

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)
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