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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.115】
老後資産、いくら必要?

COLUMN
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資産形成・豆知識115.

老後資産、いくら必要?

最近の雑誌に年間生活費の25倍の資産があれば老後資産として概ね大丈夫とのコラムがありました。

その根拠は、「年4%くらいの資産運用をすることにより、運用収益で生活が賄える」ということでした。

例えば、年間生活費が400万円であれば400万円×25年=1億円が目標金額になります。
年4%で運用すれば、運用収益は1億円×4%=400万円になり、年間生活費を賄えます。

資産を減らすことなく、悠々自適な生活を送れるという算段です。
計算上は正しいのですが、社会変化を考慮し資産を運用しなければいけないことを忘れてはいけません。

例えば、年間生活費は生涯一定の400万円とは限りません。

年間生活費はインフレによって変わります。

もし、インフレ率が年2%であれば、10年後の年間生活費は488万円程度になると見込まれます。

つまり、10年後であれば「運用収益4%×(1+インフレ率)^10=4.88%」(注)が年間生活費を賄うための目標運用収益率になります。(注)インフレ率2%が10年続くとすれば、(1+0.02)の10乗=1.22倍の運用収益率が必要になります。

老後に必要な資産額は、社会環境の変化によって変わります。

どのように資産運用すべきかを考える必要があります。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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