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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.125】
投資を継続するためには・・・・・

COLUMN
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資産形成・豆知識125.

投資を継続するためには・・・・・

イデコ、ニーサ、つみたてニーサ、ロボ・アドバイザー等の口座開設が増え、残高が増加しているとの報道を目にすることが多くなりました。

とても好ましいことです。

しかし、反面、不稼働口座(口座開設はしたものの、継続投資されていない口座。あるいは、口座残高がゼロに近い口座。)が増えているとの報道もあります。

ニーサ、つみたてニーサ、ロボ・アドバイザーは、保有有価証券(株式、投信等)に含み益があると換金(売却)する方が増えるためかもしれません。

売買の利便性が高いがゆえに、含み益があると換金したくなるのかもしれません。

また、銀行口座からの掛金引き落としであるため、銀行口座が残高不足になると引き落としが起きないことも一因かもしれません。

このように考えると、投資継続には、強制力が強く、換金が難しい制度が望ましいのかもしれません。
強制力やインセンティブがある長期投資の仕組みは多くありませんが、「マッチング拠出」は、この考えにフィットします。

全ての人が利用できるわけではありませんが、企業型DC(企業型確定拠出年金)で「マッチング拠出制度」を採用している企業に勤めているのであればチャンスです。

マッチング拠出の主なルールは下記の通りです。
・掛金は給与天引き(企業が定める掛金上限内で、掛け金を設定できる)
・企業が選んだ投資信託の中から投資商品を選択する
・積立金の引き出しは60歳以降
・年間掛金額は給与所得控除(所得税、住民税の節税になります)

資産形成に非常に有利な制度です。

資産形成の要諦の一つは長期投資です。

投資継続がやり易い制度の利用や、自分の生活に過度の負担がかからない投資のマイ・ルールを作ることが重要です。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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