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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.126】
上ぶれリスク、下ぶれリスク

COLUMN
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資産形成・豆知識126.

上ぶれリスク、下ぶれリスク

「リスク」と聞くと、損失可能性ととらえがちです。

しかし、金融においては「上ぶれリスク」、「下ぶれリスク」というようにも使われます。
標準的に予想される範囲(想定される範囲)からのブレは、上昇であろうが下落であろうがリスクと考えます。

想定外のリスクによる損失を避ける、あるいは最小化することがリスク管理の要諦です。

つまり、ポートフォリオのリスク管理とはポートフォリオの価格変動を自分の想定範囲内(自分の許容リスク範囲内)にとどめるように管理することです。
想定に対し「上ぶれ」、「下ぶれ」が頻繁に起きるようであれば見直しが必要です。

前提条件、推計、相場環境、仮説、ポートフォリオ構築等に何らかの誤りがある可能性があります。

想定外に「上ぶれ」し利益が出たとしても、手放しで喜ぶべきではありません。
もしかすると、それは想定等が間違っており、偶然に利益が出ただけかもしれません。

そのまま誤ったポートフォリオを保持すると、次回には想定外の損失につながるかもしれません。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
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