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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.127】
投資の基本は金利?

COLUMN
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資産形成・豆知識127.

投資の基本は金利?

株に比べ債券(あるいは、金利)は難しい、よくわからない、という人が多いように感じます。
「金利が上がると債券価格は下がる」というように、機械的に金利と価格の関係を覚えるからかもしれません。

このような状態から脱却するには、金利を投資尺度として考えるのが良いかもしれません。

例えば、
①3%の利息が得られる債券投資と7%の価格上昇益が期待できる株式のどちらに投資すべきか?
②3%の利息が得られる債券投資とゴールド(利息なし)のどちらに投資すべきか?
③3% の利息が得られる債券投資と5%の分配金が得られる不動産投資のどちらに投資すべきか?

投資環境(インフレ、為替、景気等)により投資判断は変わりますので、単純に選択することは困難です。

しかしながら、それぞれの投資対象の期待収益率、投資リスク(価格変動性)、そして、投資元本の安全性を債券投資(金利)と比較考量する習慣は大切です。

特に、格付けが高い国債は各種投資商品の中で相対的にリスクが低く(価格変動が相対的に小さく)、元本の保証性が高いため、他の保有金融商品のリスクと比較することにより、ポートフォリオのリスク量をイメージしやすくなります。

国債(金利)のリスク指標をベースにポートフォリオのリスクの考えることにより、リスク感覚を身に着けることができると思います。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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