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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.143】
よくわからない時には分散投資、自信があるときは集中投資?

COLUMN
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資産形成・豆知識143.

よくわからない時には分散投資、自信があるときは集中投資?

運用では、「よくわからない時には分散投資」、「自信があるときには集中投資」といわれることがあります。

上昇する可能性が高い銘柄やセクターが不透明なときには幅広く分散投資することによりリスクを抑えながら投資をすることが有効であると考えられています。

その反対に、上昇する可能性が高い銘柄を見つけたときには集中投資で収益を拡大させることが有効であるとも考えられています。

集中投資は、資産増加を狙う点で魅力的です。

この時に検討すべき主なポイントは下記2点です。
1.「上昇する可能性が高い」と判断する根拠に合理性はあるのか?
2.将来の期待収益の拡大が株価に織り込まれていないか?
これらのポイントをクリアした銘柄が集中投資の対象になると思われます。

しかし、自信がある(株価上昇の確信度が高い)銘柄であったとしても、思い通りの結果が得られるとは限りません。

思い通りの結果が得られない時のダメージは大きくなる場合があります。

また、毀損した資産の回復には時間を要することになりがちです。

このようなことから、自信がある場合でも、見込み違いの場合のダメージを考慮したうえでの投資を考えるのが望ましいように思います。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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