元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.149】
ポートフォリオ運用と短期売買の違いとは?
COLUMN
資産形成・豆知識149.
ポートフォリオ運用と短期売買の違いとは?
ポートフォリオ運用と短期売買では、投資アプローチが異なります。
ポートフォリオ運用の一般的な投資アプローチは下記の通りです。
1.運用目標をたてる
2.投資する資産科目(株、債券、不動産など)を選ぶ
3.各資産科目の投資割合を決める
4.各資産科目の中での運用方法と運用商品を決める
それに対し、短期売買の一般的な投資アプローチは下記の通りです。
1.個別商品の情報を集める(チャート、新聞、雑誌、業界紙、SNS等)
(企業業績、需給、エコノミスト、アナリスト等の幅広い情報が対象です。)
2.収益が得られそうな商品について分析する
ポートフォリオ運用は上流(経済分析)から下流(個別商品)に向かって順番に運用方法を決めるのに対して、短期売買は下流(個別商品)の動きに焦点を当てていると言えるかもしれません。
あるいは、「長期に収益獲得を目指す」のか、「短期の収益積み上げを目指す」のか、の違いといえるかもしれません。
ポートフォリオ運用は、運用開始にあたって手間暇がかかります。
短期売買は、数千銘柄の金融商品から収益が得られそうな金融商品を探します。
どちらも大変です。
個人の知識・経験をもとに、どちらかの方法を選択することになると思います。
佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)