元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.155】暗号資産(仮想通貨)は1万7,000種類以上!
COLUMN
資産形成・豆知識155.
暗号資産(仮想通貨)は1万7,000種類以上!
2022年2月6日日経ヴェリタス「World Plus」の記事によると、暗号資産は1万7,000種類以上あるそうです。
そのうち、日本国内の取引所で売買ができるのは10~20です。
暗号資産の価値は利用価値です。
取引所で取引が行われているのであれば、市場の価格発見機能が暗号資産の価値を決めます。
では、取引所がない他の約1万7,000種類の暗号資産の価値は、どのように決まるのでしょうか?
それぞれの暗号資産は技術的特色が異なり、一般人には価値判断が難しいようです。
どのような人たちが、どのような理由で、取引所がない暗号資産を保有しているのでしょうか?
謎です。
しかも、暗号資産の種類はますます増えそうです。
大手IT企業はメタ・バース(仮想現実(VR)や拡張現実(AR)等を超越した空間)への投資を拡大させています。
各社はメタ・バース内で経済価値を生み出そうとしています。
その経済価値は、新たな暗号資産で生み出されるのかもしれません。
選択肢が増えるのは悪いことではありません。
しかし、多すぎる選択肢は混乱を引き起こす可能性があり、また、犯罪に利用される場合もあります。
なにはともあれ、自分が理解できないものには手を出さないことが重要であると思います。
佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)