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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.172】
長期投資家が心掛けるべきこととは?

COLUMN
コラム172

資産形成・豆知識172.

長期投資家が心掛けるべきこととは?

運用実績は、「配当なし指数」あるいは「配当込み指数」で一般的に評価します。

受領した配当を消費した場合が「配当なし指数」、受領した配当を再投資した場合が「配当込み指数」です。

配当に関する考えは、人それぞれです。
配当を受け取って生活費の一部として使いたい人、お小遣いにしたい人、再投資したい人等、多様であると思います。

しかし、効率的な資産形成を考えるのであれば「配当再投資」の効果を知ることが重要です。

「配当再投資」では「複利の効果」を得ることができます。
「複利の効果」とは、配当が更なる配当を生む、ということです。

下記の2つのグラフは、東証REIT指数と東証株価指数(TOPIX)の「配当なし」と「配当込み」の推移です。(出所:Jリートの総合情報サイトhttps://j-reit.jp/market/02.html

Jリートが東証上場(2003年3月)以来の価格推移を東証株価指数(TOPIX)と比較したものです。

2021年3月までに、「配当なし」ではTOPIXは1,000→2,470、Jリートは1,000→2,003に上昇しました。

「配当込み」では、TOPIXは1,000→3,543、Jリートは1,000→4,536に上昇しました。

「配当込み」での上昇が当然高くなります。
そして、配当(分配金)の高いJリートはTOPIXより上昇幅が大きくなりました。

配当金(分配金)をお小遣いにすることと、再投資することでは過去19年間の結果に大きな差が生まれました。
(注)過去の運用実績は、将来の結果を保証するものではありません。

効率的な資産形成として、配当(分配金)の再投資を検討してはいかがでしょうか?

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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