お電話でのお問い合わせはコチラ 0120-265-111 平日9:00〜17:00

NEWS RELEASEニュースリリース

元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム.186】
日・米、債務超過に対する考え方の違いとは?

COLUMN
186

資産形成・豆知識186.

日・米、債務超過に対する考え方の違いとは?

債務超過とは、純資産(=資産-債務)がマイナスになることです。
つまり、企業が債務(借金)を返済するだけの資産を持っていないことを意味します。

日本の上場企業が債務超過になった場合には、1年以内に解消しないと上場廃止になります。
それゆえ、日本企業の場合、債務超過にならないように経営する傾向が強いと思われます。

では、アメリカの場合はどうでしょうか?
下記は2019年のアメリカ大企業・債務超過ランキングです。


出所:ダイアモンドon Line 2020.3.19

アメリカの場合、事業の継続性や配当の支払い等に特段の問題がなければ、債務超過に寛容であるように思えます。
外国株に投資する際には、このような文化・考え方の違いを認識しておく必要があるのかもしれません。

因みに、債務超過企業はPBR(株価純資産倍率)の項目が(―)で表記されるので簡単に見分けることができます。(純資産がマイナスのため算出不能になります)。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

https://peregrine.co.jp/contact/

この記事を書いた人
執筆者
ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表山口 聰
資産運用の相談には、医師や弁護士のような専門家が何故いないのかという疑問から、米国証券アナリスト(CFA)と双璧を成す国際ライセンスである国際公認投資アナリスト資格(CIIA)を2011年に取得し、
その後、英国とスイスの大手金融機関にて富裕層の資産管理を担当した経験とノウハウを活かし、
日本でも資産運用の専門家に相談できる金融機関を確立するためにペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社を設立。
日々、後進の育成と情報発信に取り組む傍ら、専門家に相談したいというお問い合わせに対応しております。
ニュース一覧に戻る