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元ファンドマネジャー【IFA佐々木のコラム⑥】
保険とインフレ

COLUMN
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資産形成・豆知識6.

保険とインフレ

万が一のため、あるいは、将来必要な資金を準備するために保険に加入している方も多いと思います。

保険の主な強みは、下記の通りです。
・万が一の時に、掛金を上回る保険金を受け取れる場合がある、あるいは、保険金が治療費や生活費の負担を和らげてくれる
・掛金に応じ所得控除を受けることができる
・相続発生時に、(相続人の数)×500万円が、相続額から控除される(節税になる)

そして、弱みは、インフレです。

日本は平成の間、デフレ傾向が続いたために保険金額が十分ではなかったというような事例は少なかったことと思います。しかし、インフレになった場合には、保険金で十分に治療費や生活費を補うことは難しくなります。

保険金額は定額で、万が一の場合、その保険金額が保険会社より支払われます。この保険金額は、インフレに連動しませんし、また、保険事由が発生しうるのは、通常、将来時点(長ければ30年超後)であり、その間のインフレ次第で保険金額の価値が変わってしまいます。

近年は、資産を増やす(可能性がある)保険ということで、外貨建ての変額年金に加入される方もおいでかと思います。外貨建て変額年金はインフレリスクを低減する効果があるものの、この保険だけしか保有していないのであれば、保険金を100%為替変動リスクにさらすことになります。

将来どのようになるのか予測不能ですから、外貨建て変額年金だけですと、リスク分散ができていない状況、すなわち、大勝ちする可能性があるものの、大負けする可能性もあることになります。異なるリスク特性を持つ金融商品に分散投資することが、安定的に資産形成する上で重要です。変額年金だけではなく、国内株式、不動産(リート)等を、自分のリスク許容度に合わせバランスよく組み合わせることが重要です。

佐々木幸喜(IFA佐々木へのお問い合わせは以下のフォームからお願い致します。)

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